『晴れの日の服装』展/野田市郷土博物館

今回は野田市郷土博物館へ初めて訪れました。
たまたま博物館で手に取ったチラシが美しく展示内容にも惹かれるものがあったため向かうことに。どれだけ美術館・博物館を巡っていても初めて行く場所というものは緊張します(笑)

野田市郷土博物館に到着

到着後、館内は空いていて学芸員の方がにこやかに迎えてくださいました。展示の撮影について確認。写真は許可制で遠くから全体的にならOKという旨をいただきました。(撮影に関しては都度ご確認をお願いします)
吹き抜け2階建ての博物館は一階で今回の企画展「晴れの日の服装」、2階では常設展が開催されていました。

企画展「晴れの日の服装」みどころ

今回の企画展のテーマの一つに「服制」があります。

「服制」とは衣類に関する制度や規則のこと。身分や位階などで着用ルールを指します。
和服・洋服の服制についてをパネル解説で学びつつ、立場や時代、着用シーンの違いを見比べていくととても興味深いです。

和装

野田市の神輿渡御の白張や半纏など地元ゆかりのもの、五つ紋の着物や七五三など晴れの場にふさわしいものを展示。
特に神輿渡御の白張は通常蜻蛉頭が1つのところ2つ付いているらしく、お祭りのためのレンタル装束として量産した可能性や着脱の利便性を追求した形になっているとのことでした。

洋装

洋装では大礼服や勲章記章、法服、戦中の国防服などを展示。解説では軍人の階級とともにどのような場でどの服を着るのかが説明。
正装・礼装・軍装の使用場面の違い解説は特に興味深かったです。

展示全体の感想


展示してある服と実際の使用写真が並んで展示しているのがとても魅力的な内容でした。また全体的に解説の熱量がすごく、略表や使用例などを多く説明してわかりやすかったです。担当学芸員さんに聞いたところ、熱量がすごすぎてキャプションを絞りに絞ったとのこと。
ぜひ図録も制作していただけたらうれしいです。
有職故実について興味ある、祭り好き、軍服・制服好きにおすすめの内容。

野田市郷土博物館と樋口清之


野田市郷土博物館は考古学者樋口清之の「郷土で出土した資料は郷土で観られなければならない」という意向のもと構想された博物館です。今回博物館から許可をいただき写真を掲載している薬師如来像は樋口先生の仲介で野田仏像婦人会から寄託された館を象徴する展示物として博物館2階中央にいらっしゃいました。
樋口清之といえば國學院大學博物館の前身の考古学資料室の館長としても有名です。野田市でも博物館の活動をされていたのですね。

周辺の散策スポット

周辺には工場や神社が多くあります。
キッコーマンなどの工場見学は事前予約制がほとんどなので事前に確認して行きましょう。
今回、私は愛宕神社へ。愛宕神社では魅力的な神社建築・庚申塔や石仏・富士塚などがたっぷりありおすすめです。

展覧会概要

展覧会名:「晴れの日の服装」
会期:7月18日(土)〜9月28日(月)
会場:野田市郷土博物館
開館時間・休館日:9:00〜17:00火曜日休館(祝日開館)
料金:無料
アクセス:
東武野田線(東武アーバンパークライン)
野田市駅または愛宕駅から徒歩8分
撮影:許可申請制

関連図書


おまけ

これは愛宕神社に向かう途中で買い食いしたさつまあげ。
陰陽を感じる・・・

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