コロナ禍の中の美術館・博物館

休館後の東京国立博物館

2020年前半は新型コロナウイルスの流行で多くの美術館・博物館が臨時休館し展覧会が中止になる自体となりました。
しかし、5月25日の緊急事態宣言解除の後、感染予防に取り組みながら再開する場所が増えてきました。今回は美術館・博物館のコロナ対策について注目してみました。

美術館・博物館のコロナウイルス感染予防・拡大防止の試み

新型コロナウイルス感染拡大防止のお願い

新型コロナウイルス感染拡大防止のお願い

美術館・博物館は新型コロナウイルス対策として様々な取り組みに励み、来館者へ協力をお願いしています。試みは各施設ごとで違ってきますが、ここでは一部をご紹介いたします。

チケットの予約制

一部の美術館博物館ではウェブサイトでのチケット予約を必須としています。予約制とすることで会場の混雑を回避。来館者もゆっくり鑑賞できるメリットも大きいです。
予約制を導入していない施設でも混雑時は入館制限の可能性があります。
予約の有無が重要となってくる場合があるので、美術館・博物館にお出かけする際は事前確認がとても大事です。

検温・消毒・連絡先の記入

入館時に消毒液による指先の消毒の協力をお願いしているところが多く見受けられます。また、検温の実施している施設も多く発熱があると入館できません。
感染者発生が発覚した際に必要となるため、連絡先の記入が必要な場合もあります。

マスクの着用や会話の制限など

美術館内での会話は最低限というのは以前からのマナーでしたが、マスクの着用も必須となっています。鑑賞者としても新しいマナーを受け入れられるよう気をつけていきたいですね。

これからの美術鑑賞

古代オリエント博物館

古代オリエント博物館のコロナ対策を考慮した体験キット

美術館・博物館では新たなあり方で私たち鑑賞者を迎え入れ、文化財の魅力を伝えようと尽力しています。
直接行くことが出来なくてもリモートでの鑑賞や持ち帰り型の体験キッドの準備など様々なアプローチも見られます。

私たち鑑賞者もコロナウイルス感染予防拡大防止に注意しつつ、美術館・博物館に行く前はその施設の情報を事前にチェックして理解した上で鑑賞を楽しみましょう。

※平日美術館ツイッターアカウントでは私が訪れた美術館・博物館のチケットの予約の有無、消毒・検温の必須か否かなどの情報も発信しています。
みなさまの鑑賞のご参考になれば幸いです。

平日美術館ツイッターアカウント→@heijitsubijutsu

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